歯が1本抜けたらどうする?「そのまま」が招くドミノ倒しとは
- kouryokukaishare
- 1月15日
- 読了時間: 4分
「奥歯が1本抜けたけど、反対側で噛めるから大丈夫」 「見えない場所だし、痛みもないから放っておこう」
もし、そんなふうに考えている方がいたら……。 歯科医師として、全力で「ちょっと待ってください〜〜!」とお伝えしたいです。
実は、歯を1本失ったときの「その後の選択」が、5年後、10年後のあなたの健康、そして人生の質(QOL)を大きく左右するからです。

1. 歯が抜けた「空白地帯」で起きる異変
歯がなくなった場所を放置すると、お口の中では驚くべきスピードで「崩壊の連鎖」が始まります。
① 隣の歯が倒れてくる、上の歯が伸びてくる(挺出)
歯は、隣同士で支え合い、上下で噛み合うことでその位置をキープしています。支えを失った隣の歯は空いたスペースに倒れ込み、噛み合っていた反対側の歯(対合歯)は、噛む相手を探して「びょーん」と伸び出してきます(これを挺出:ていしゅつと言います)。
② 片側噛みのリスク
抜けた場所を避けて反対側ばかりで噛んでいると、特定の歯や顎の関節に過剰な負担がかかります。今抜けてしまった歯の反対半分が次に同じようになるリスク(抜歯のリスク)がとても高いのです! 人間の噛む力は、自分の体重ほど(60kg前後)あると言われています。寝ている間の食いしばりでは、その数倍もの力がかかることも。その巨大なエネルギーを、少ない歯で受け止めることがどれほど危険か、想像してみてください。
2. 「炎症」と「力」をコントロールするということ
私たちが歯科治療で最も大切にしているのは、「炎症(歯周病・虫歯)」と「力(噛み合わせ)」のコントロールです。
歯を1本失うと、残った歯(残存歯)にすべての負担がのしかかります。過度な「力」がかかった歯は、根元が割れたり、周囲の骨が溶けやすくなったりして、次のドミノが倒れるように次々と抜けていく原因になります。
失った場所を補うことは、単に見た目を良くすることではなく、「残っている大切な歯を守るための防御策」なのです。
3. 入れ歯・ブリッジ・インプラント。どれを選ぶべき?
失った歯を補う方法は主に3つありますが、それぞれに特徴があります。
ブリッジ: 両隣の健康な歯を大きく削る必要があります。支えとなる両脇の歯への負担が大きく、その歯の寿命を縮めるリスクがあります。
入れ歯: 取り外しの煩わしさや、噛む力が天然の歯の20〜30%程度に落ちるというデメリットがあります。
インプラント: 周囲の歯を削ることなく、独立して「自立」する歯です。

4. ミントのインプラントが選ばれる理由
当院では、多くの方にインプラント治療を選んでいただいています。 実際に入れ歯からインプラントに変えた患者様からは、こんな驚きの声をよくいただきます。
「なんでもっと早くやらなかったんだろう!自分の歯と同じように、何の違和感もなくお肉が噛める!」
インプラントの最大の功績は、「他の歯に負担をかけないこと」。これに尽きます。自分の歯と同じようにしっかり噛める喜びは、QOL(生活の質)を劇的に向上させます。私は患者様からのこのようなお声がとっても嬉しいのです。歯科医師になってよかったなーと強く感じる瞬間です。

5. 体は食べたもので作られる。その入り口は「口」
「健康になりたい」と願うなら、まず「入り口」を整えるべきです。 私たちの体は、私たちが食べたものでできています。 そして、その食べ物を細かく砕き、栄養として吸収しやすくする唯一の場所が「お口」です。
しっかり噛めることは、消化を助け、脳を活性化させ、全身の若々しさを保つ源になります。
『1本を大切にする、その心が未来を創る』
歯を失ったとき、それは「お口の健康の曲がり角」です。 そこでどんな選択をするかで、将来「何でもおいしく食べられる自分」でいられるかどうかが決まります。
ミントクリニックでは、患者様のライフスタイルや将来の健康を見据え、最適な解決策を一緒に考えます。

「抜けたままにしている場所がある……」 「入れ歯が合わなくて、つい外してしまう」初めての選択の瞬間はどうすればいいか選択肢やメリットデメリットがわからなかったり決断に悩むこともあると思います。しかし、ご安心ください。ミントクリニックでは丁寧でわかりやすい説明を徹底しています。スタッフがお一人お一人に合わせた治療計画をしっかりお伝えします。「インプラントって怖くない?」「費用は?」といった不安にも丁寧にお答えしますのでなんでもご相談ください。
滑川の皆さんの「おいしい!」と「笑顔」を、私たちは全力で守り続けます。
医療法人社団 洸緑会 歯科ミントクリニック 院長:竹島 健太郎
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